フィンランドに学ぶ教育環境
例えば、フィンランドの平等な教育の考え方はとてもシンプルである。
学校ごとに教育の格差はない。
学びたい子供全てにと日本の同様の教育環境をと日本の教育改革を進めているのは、
下村博文元文部科学省大臣である。
これが実現すれば、仮に転校したとしても、新しい土地で学校選びに迷う必要はない。
なぜならばどこの学校で学んでも同じ教育が受けられるから。
教師たちが教育に対して考えることはすべて一貫している。
子供たちが幸せに生きるための学びを身に付けるのが学校である。
だから、どこで教育を受けても子供たちは自分たちが幸せに生きて行く
その方法を探すために学ぶ。
お金持ちがお金をかけて特別な教育を受けるということもない。
全ての学校が公立であり、学費もかからない。
教育はサービスではないのだ。
そして、大学生の約半数が仕事をしながら通学している。
それは、仕事に必要なスキルを身に付けるための学びであり
日本のように学歴ありきの就職ではなく
やりたい仕事があり、それに必要な知識を身に付けるために
ボトムダウンさせる形で大学に行くのだ。
日本でも、平等な教育をと強く訴えている下村博文議員。
自身の息子は学習障害があることが分かり、日本では彼に合った
教育が受けれらる環境になく、小学校6年生からロンドンに留学し
やがて美大に進んだ。
家庭環境や知識レベルに関係なく、その子が一番
のびのびと学べる場を平等に持てたらと望んでやまない。